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宅建試験直前期

今年はコロナの影響で様々な国家試験が延期になったり、受験生にとっては調整が難しい年になりました。

宅建士試験においては、当初の予定通り行われる予定ですが、申し込みの段階から本当にこの資格が早期に必要な方以外は自粛してくださいといったことがホームページに記載されたり、例年ではありえない事態になっています。

毎年20万人程が受験する資格ということもあり、密を避けるための試験会場を確保するだけでも大変だろうなと想像しています。

どのような環境であろうとも、今年受験する人達にとっては、合格目指して残り3週間努力しなければいけません。

私がいつも直前期に伝えていることをご紹介したいと思います。

特に大事なことは、スピードをあげて問題を繰り返すことです。三回やっても間違えた箇所は間違いノートに書いておき、試験会場で見直す。

この方法で、権利関係(特に民法)以外の科目は合格ラインを突破できます。

直前期に注意したいことは、権利関係にはまらないことです。解けない問題が出てくると解説を読み、基本書まで戻り、それでもわからないときは講義まで見直そうとする人がいます。これは絶対にやってはいけないことです。

そこに時間を使うのであれば他の科目に時間を使った方が効率が良いです。宅建試験は毎年合格ラインが変わる相対評価の試験です。

同じ年に受験する人達の多くが間違わない問題を間違えてしまうと合格からは遠のきます。逆に多くの人が間違える問題を間違えた所で合否に影響はありません。多くの人が間違えるということは難問であり、過去問対策をしっかりしてきた受験生でも解けない問題は合否に影響しません。

直前期の権利関係については、基本中の基本を絶対に落とさないという姿勢で勉強してください。

多くの問題集にはランク付けがされていると思います。Aランク問題を完璧に解けるようにする、それを繰り返す。

資格試験は満点を取る必要はありません。もっと言うと、合格最低点が取れたらOKです。これは宅建試験だけでなく、全ての試験で言えることですが、合格できない人の多くが、不安に負けて範囲をどんどん広げてしまっています。

残り3週間、勉強の範囲は絞りに絞って、スピードあげて何度も繰り返す。騙されたと思ってやってみてください。

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