転職とリスクマネジメント

リスクマネジメント

研修講師の仕事を委託され総務人事の方と打ち合わせをする際に、離職者を減らしたいという要望が必ず出てきます。何度も転職してきた私に依頼がくる理由としては、なぜ会社を辞めるのか、実際に転職を経験している人間の方がよく知っているだろうという気持ちがあるかもしれません。

 

転職というキーワードだけで見ると、心理的にそれをリスクと考えるか、チャンスと考えるかで、大きく違ってきます。私自身、数多く転職した中で、過去1度だけリスクを感じたことがあります。それは、最初の転職でした。やはり、初めての経験はどんな世界が待ち受けているのか、想像できないため、不安な気持ちが強くなります。ただ、2回目以降の転職ではチャンスとしか捉えていませんでした。

 

では、転職はすべきなのか?という相談があった時、筆者はどう答えているか・・・

 

まず、「転職して、何をやりたいのか?」を聞き、その次に、「それは今の会社で出来ないのか?」を確認します。結局は、この2つの質問に絞られるということを自身の体験と、転職経験者の体験談からわかりました。

 

 

ただし、ここまでは心理的な話として進めてきましたが、実際問題として考えると、転職はリスクだと考えます。リスク=危険という意味ではなく、ブレ幅が大きいという意味で解釈して欲しいのですが、世の中でリスクと言われるものには、必ず保険というものがあります。直近では、仮想通貨流出という事件が起こりましたが、それに対してもすぐに保険会社は保険商品を開発しています

 

転職した会社でうまく実力が発揮できず、給与が大幅に下がってしまった場合、前職から〇〇%給与が下がった場合に、保険で補償してくれる。もちろん病気などで働けなくなった場合は所得補償保険などでカバーできますが、転職そのもののリスクを補填してくれる保険商品はありません。

 



 

転職のリスクは自身でカバーするしかないということが、おわかりいただけたかと思います。1つの会社で勤務していた方が、ブラック企業でない限り、リスクは少ない。これだけは、はっきりと言えることです。

 

転職するにせよ、会社に残るにせよ、自分自身のリスクマネジメントについて、考える時間は必要かもわかりません。

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