想定の範囲を考える

リスクマネジメント

仕事でもプロジェクトを進めている時に、すべてが順調に運ぶということは少ないと思います。「想定の範囲」はどれくらいの広さまで考えておくべきか?

 

具体的なデータや書籍もあまり見当たらないため、私なりに考えてみました。

 

一番大切なのはやはり準備ではないでしょうか?

 

旅行に行くことを考えた時、準備することは何でしょうか?

 

気候や体調を崩した時のために、〇〇を準備する等々、「何を持っていくか」を考えると思います。

 

海外であれば国内よりもさらに準備に力が入ると思います。現地のことがよくわからないから、事前に書店で旅行ガイドを購入したりするわけですが、事前に知識を入れて準備することが大切です。

 

私は2年前オーストラリアに表彰旅行で参加させていただきました。ツアー会社の添乗員も同行していたので、必要最小限の準備で事前の下調べもほとんど必要なく参加しました。



 

このツアーで印象的だったのが、シドニーに到着した日は前日より20年ぶりの大雨が降り、飛行機も着陸できず上空で旋回を繰り返し、乗継便に間に合わないという事態になりました。添乗員は乗り継ぎできる便を懸命に探してくれましたが、表彰旅行のため、人数も多く結局シドニーに1泊し、次の日に移動することになりました。

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これが個人旅行で、全部自分が手続きをしないといけないと思うと正直厳しかったでしょう。

 

では、このケース、20年ぶりの大雨まで想定しなければいけなかったのか?

 

結果的に、これは想定の範囲外で済まされるケースとなりました。確かに空港で待たされたのでイライラはしましたが、参加者のほとんどがこれは仕方ないと思い、クレームは出なかったです。しかも、予定になかったオペラハウス等を観光できて、結果オーライでした。ツアー会社の出費はきっと保険でカバーされていると思われます。

 

想定できないリスクを保険でカバーするのはリスクヘッジ手法の1つです。私含め、この経験をした人間は、次に旅行するときは、「こういうこともある」と意識はするでしょう。



 

「想定の範囲」とは、もともとの広さは決まっておらず、人それぞれだということです。仕事でもスポーツでも同じです。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言がありますが、経験=過去のこと=歴史ですから、やはり、数多くの経験をしている人の想定は、経験の少ない人よりも広いということになるのではないでしょうか。

 

今回の記事を書いてみて、西野監督が選出したサッカー日本代表「おっさんジャパン」は理にかなっていたと、再認識することができました。

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