京急事故の衝撃とリスクマネジメント

リスクマネジメント

昨日は大阪出張の移動で飛行機を使用、到着してスマホの電源を入れたタイミングで京急事故を知りました。いつも京急で羽田空港へ行くので身近な存在でもある電鉄会社の事故、今回の事故でJR福知山線の事故を思い出した人も多かったのではないでしょうか。

 

今のところ、事故原因は踏切内にトラックが立ち往生した結果、快特が衝突したと報道されています。報道を見ていると、衝突までの間、トラックが右往左往している状況を見たとインタビューでコメントされている人がいました。

 

JR福知山線の脱線事故と違い、今回の衝突は防げたのではないかと、コメントを聞いていて思いました。駅からも近い踏切だったので、ホームからも見えていたように感じました。

 

踏切には、異常検知装置も整備されており、リスクマネジメントも万全なはずでしたが、快特のスピードでは急ブレーキをかけても間に合わなかったのではないでしょうか。あれだけの事故で死者がトラックの運転手だけで済んだのは、運転士が必死で急ブレーキをかけたからではないかと思います。

 

今回の京急事故では、リスクマネジメントについて、改めて考えさせられました。リスクマネジメント研修で話をしていることの1つに、防げない事故もあるという話をします。防げない事故のために、保険でリスクヘッジをする。

 

しかし、多くのものは防ぐことができると話しています。

 

どうすれば防ぐことができるのか?

 

社員研修では、リスクに対して、社員の意識を高めることとお伝えしています。どのようなリスクがあるのかを明確にしておかないと意識することができないので、ポスターにして壁に貼ったり、ホワイトボードに書いたりするわけですが、今回の踏切では異常検知装置が設置されていました。

 

残念だったのは、トラックが踏切に入る前、右往左往している時に駅員が気付くことができなかったのか、ホームにいる人が気付かなかったのか、踏切近辺にいた人達が気付かなかったのかということを思ってしまいました。誰かが押したかもしれませんが、緊急ボタンを押していれば、ここまでの惨事にはなっていなかったように思うのです。

 

いくら技術が発達しても、世の中が便利になったとしても、最後の最後は人間が判断しないと防げないことがたくさんあります。リスクマネジメントの基本は、他人事ではなく、自分事で考える、これを改めて実感しました。

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