転職のリスク

リスクマネジメント

私は、新人研修を任された時には必ず「転職」についての話をするようにしています。私自身、8回の転職をする中で、成功されている方の転職例と失敗例を紹介しています。

 

これだけ転職をしているので、転職希望の方から相談を受けることも多々あります。意外と思われるかもわかりませんが、相談を受けた方が10人いたとしたら、転職した方が成功するよと言える人は1人いるかいないかの割合です。人材会社に所属しているキャリアカウンセラーなどは、転職させることが仕事ですから、この割合を聞くと、とんでもないと言われそうですが、失敗している転職者が多いのは事実です。

 

転職するということは、お世話になった方々に対して裏切る行為と言えば、言い過ぎかもわかりませんが、実際はこれくらい勇気のいる行動だということです。相談内容が現状からの逃げであれば、間違いなく失敗します。(ただし、相談を受け、明らかにブラック企業であり、その人が精神的につぶれてしまうと判断した場合は転職を勧めています)

 

どこの会社も転職は最低でも2回までという基準を設けたりしています。その理由は、若い内は職業選択を失敗することもあるし、入ってみないとわからないことも多々あるという理由からです。しかし、それ以上は、明確な理由と実績がない限り、転職することは出来ません。転職は出来ても、待遇面でよくなる転職は厳しいです。

 

新人研修では、まず社内の仕事を覚えることと並行して、自身のキャリアアップも常に意識し学ぶことの重要性を伝えています。自分が本当にやりたい仕事に巡り合うためには、いろいろな経験を積み、チャレンジする中で、見つかるものです。もし、やりたいことが見つかり、その仕事が今の職場で出来ないのであれば、その時にはじめて「転職」というキーワードが出てきます。

 

「隣の芝生は青く見える」のは否定しませんが、安易な転職はリスクでしかないので、転職経験者の方に話を聞いてみてからでも遅くはないと思います。

 

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