リーダーシップと学歴

リーダーシップ

ちょうど長男の大学入試が終わり、ほっと一息ついているタイミングでこの報道を見ました。「デスパレートな妻たち」「フルハウス」といえば、日本でも人気のある海外ドラマなので、衝撃を受けた人も多かったのではないでしょうか。

研修講師ネタ帳では映画や海外ドラマの話を取り上げる機会が多いのですが、出演している俳優さん達は、芸を磨くためにすごい努力をし、今に至っていると思います。人一倍努力することをよく知っているはずなのに、このような結果になってしまうのは残念です。

ただ、同じ受験生の親として、悪いことではありますが、子のためにはどんなことでもやってしまう親の気持ちはわかるような気もします。

日本もアメリカもいまだ学歴社会なのかという印象を持つ反面、リーダーシップと学歴については、研修で紹介したりすることが多いのでネタとしてお伝えしたいと思います。

今までのリーダーシップ研修で登場回数がダントツで多いのは、田中角栄元首相です。学歴は小学校卒業。家庭の事情等々もあったようで決して恵まれた環境でない中、内閣総理大臣まで出世したため、「今太閤」とも呼ばれた人物です。

田中角栄のすごいところは、学歴がないから勉強できないのではなく、わからないところは必死で勉強したといいます。六法全書を枕に寝ていたという話しも以前テレビで紹介されたりしていました。私が以前、新潟県の金融機関を担当していた時、車で上越から下越まで走っていました。驚いたのは、バイパスなど道路が見事に整備されていることでした。また、新幹線も駅がたくさんあり、新潟の人に言わせると、角栄さんのおかげと今も県民から感謝される存在です。

リーダーに学歴は必要か?

なかなか難しい質問ですが、「あって越したことはない」というのが無難な回答でしょうか。

田中角栄のように、自ら学ぶ姿勢を持ち続ければ、いつでも学ぶことはできます。ましてや、今は田中角栄が生きた時代とは違い、インターネットで様々な情報が入り、英語が出来れば海外の情報までも瞬時に得ることが出来る時代です。

参考までに、上場企業に絞って、役員の出身大学をランキングにしてみました。

上場企業全役員 国内出身大学ランキング
第1位(2,134人) 慶應義塾大学 私立
第2位(1,844人) 東京大学 国立
第3位(1,837人) 早稲田大学 私立
第4位(923人) 京都大学 国立
第5位(888人) 中央大学 私立
第6位(590人) 一橋大学 国立
第7位(584人) 明治大学 私立
第8位(554人) 日本大学 私立
第9位(461人) 大阪大学 国立
第10位(405人) 同志社大学 私立
出所:2019年度版『役員四季報』東洋経済

20年後も変わらないのか、それとも大きく様変わりしているのか、誰にもわかりませんが、1つ言えることは、難関大学に入学できれば選択肢は増えるということではないでしょうか。このランキングに出てくる私立大学では毎年1万人単位で学生を輩出しています。上場企業の役員が良いというわけではありませんが、役員まで到達できる人はその中でも一部でしかなく、なれる率が高いという程度だと思います。

セレブ女優の裏口入学関与から話がそれてしまいましたが、親が子に伝えていくべきことは何か、考えさせられる報道でした。

 

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