東京都の強み?地方創生は遠のいた

リーダーシップ

日本における、新型コロナの対策が後手後手に感じてしまうのは私だけでしょうか?

 

なぜか休業要請するしないで、国VS東京都のような構図になっており、この状況を世界はどう見ているのか、とても不安になります。日本国民は今まで世界から賞賛されてきました。阪神大震災や東日本大震災の際、奪略行為などの暴動もなく、皆列を作り並んで配給を受ける様子をみて「すごい」と言われてきました。

 

私も、日本国民は逆境になればなるほど強い民族だと思っています。しかし、その国民性にあぐらをかいてきたのが政治家ではないかと最近感じることが多くなってきました。一昔前まで、日本は「経済一流、政治は三流」と言われてきました。若かったころもあり、理由がよくわからなかったのですが、アラフィフ世代になりやっとこの意味が理解できるようになってきました。

 

しかし、私の中で、いまだに理解できないことがあります。経済一流と言われたのは優秀な人材が経済界で活躍してきたからですが、同じくらい優秀な人が集まっているのが官僚と呼ばれる人たちです。言ってみれば、一番政治家に近い人達です。

 

東京都の小池知事が休業要請するのは、都民からすれば当たり前のことだと理解しています。理由はそうしないと感染が防げないからです。これは専門家も口をそろえて仰っているので正しいことだと思います。しかし、緊急事態宣言を出された他の府県は、東京都と違って財源がないので、補償がセットできない状況では要請は出せないと話されています。

 

この報道を見た時、日本政府が「地方創生」と叫んでるのは結局口先だけということがよくわかりました。報道を見ていると、日本政府はお金を出したくないとか、いろいろとコメンテーターが言っていますが、私は緊急事態宣言を出す時点で休業要請の話しくらいは当然出来ているだろうと思っていました。(結局は何も詰めれていなかった・・・)

 

なぜ、「地方創生」は遠のいたと思ったか?

 

これは、他の府県の知事が「東京都は財源があり、補償も出せる、同じことは出来ない」と聞いた府民、県民がどう感じるだろう、緊急事態宣言がまだ出されていない道府県の人達がどう感じるだろうと考えた時、特に若い世代の人たちが、「やっぱり地元じゃダメだ」と感じてしまうのではないかと思うのです。

 

愛媛県新居浜市の小学校で、父親がトラック運転手で感染者の多い大阪府へ荷物を運んでいるということを理由に、子供が自宅待機させられたと大きく報道されました。地方で仕事をするということは、その市内だけで完結する仕事は少ないわけで、人口の多い場所へ荷物や人を運ぶ仕事もたくさんあります。この報道も地方に暮らす人達がどのように感じたのか、とても興味を持ちました。

 

日本政府が本当に「地方創生」させたいのであれば、今、東京都が協力金を出し、休業要請したことを日本政府がやるべきです。そうしないと東京一極集中は加速するばかりです。日本国民の多くはきっちりルールを守れます。しかし、裏を返せば、ルールや方向性が見えないと不安で動けない国民性でもあります。

 

戦後史上もっとも厳しい状況の中で、日本政府がリーダーシップを取り国民を導かないと、イタリアやスペイン、アメリカで起こっているようなことが日本でも現実になる可能性は高いと思います。憲政史上、最長記録を更新し続ける安倍首相のリーダーシップに期待するしかないですが、歴史に名を残す最大のチャンスでもあるので、思い切った政策をお願いしたいと思います。

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