虐待を防ぐ方法

時事

先日、研修講師ネタ帳でも紹介した10歳女児の虐待事件。先日母親も逮捕されました。なぜ助けられなかったのか、女児が虐待されている間は自分が殴られずに済んだという供述をしているようです。

 

今回の事件がなぜここまで取り上げられるのか?きっと防げた事件だからではないでしょうか。

 

まず、DV、虐待していた父親がどういう環境で育ってきたのか、具体的には報道されていませんが、同じような境遇で育ってきたか、逆に甘やかされてきたかだと考えます。人間の脳は理性をつかさどる働きを持っています。大脳新皮質という部位がその役割を持っていると言われています。理性というメーターがあったとしたら、少しのストレス負荷がかかったとき、両サイドに大きくぶれてしまう、そのような状態であると想像します。

 

また、人間の脳には生命維持のために行動させる機能があります。呼吸など、意識せずに行っている行動もそうですが、自分の身に危険があるとわかると守ろうとする。逮捕された母親もこのような状態であったと思われます。もちろん、子供を守れなかった責任はかなり重いですが、自分自身が同じ立場に立った時、本当に守れるのか?DVを受けた経験のある人は、安易に批判はしていないのではないかと思います。

 

私見にはなりますが、母親が止めることは不可能であったと思います。ただし、今回は女児が助けを求めていた。誰にも情報は漏らさないという条件で助けを求めていたにも関わらず、父親の圧力に負けてしまった。一般的に、高圧的な対応をされてくる時点で、この父親はおかしいと判断できたはずです。厳しいかもわかりませんが、情報を父親に渡したという事実は今回の事件では一番大きな要因ではないかと思います。

 

今後、このような事件を防ぐにはどうしたらよいか。残念ながら教育委員会に任せていたらいつまでもなくならないと思います。いじめ問題による自殺も同様です。法律を改正し、予防的な活動をしないとだめだと思います。圧力をかけてきた時点で警察と協力し対応する方法なども必要なのではないでしょうか。

 

ストーカー防止法は桶川ストーカー事件をきっかけに制定されました。今回の女児虐待死は悲しい事件ではありますが、今後被害者を増やさないためにもこの事件を活かして欲しいと思います。

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