大学受験と部活

目標

「文武両道」「文武二道」このような教えをしている高校も多いと思います。昨年は、都立の中高部活、週休2日制ということが話題になりました。以前、研修講師ネタ帳でも紹介しましたが、長男の大学受験が終わり、改めて考えてみたいと思います。

 

私見にはなりますが、体育会系、文化系問わず、課外活動として部活に所属し、活動することは、将来社会に出た時に必ず役立ちます。勉強より大事と言ってしまうと批判を受けてしまいますが、言い過ぎではないと考えています。

 

最近、入社してすぐに会社を辞めてしまう社員が多いという話もこれまで何度か、紹介しました。様々要因があると思いますが、耐性の無さが一番の要因ではないでしょうか。

 

では、耐性とは何か?

 

「冷房完備の部屋で10時間以上勉強するのなんて、野球部の練習と比べたら楽勝」

 

長男の言葉ですが、耐性を説明するのに、分かりやすいフレーズではないでしょうか。

 

私も新入社員の頃、3年連続で新人社員が辞めている店長のもとに配属されました。周りの先輩方は多分、私もすぐ辞めるだろうと思っていたことでしょう。今思えば、確かに厳しい店長でしたが、「大学時代に所属していた武道系の先輩方から受けた叱咤激励と比べたら楽勝、しかもお金までもらえるなんて天国だ」と思っていました。結果、最優秀新人賞(販売棟数1位)までいただくことができました。

 

教育で一番重要なのは、耐性を鍛えてあげることではないでしょうか。限られた時間で勉強も部活も両方を集中してやるのは困難です。両方をずっと集中するのは難しい、だから定期試験前の1週間は部活が休みになるのではないでしょうか。要はこの1週間勉強に集中しなさいという取り組みです。

 

部活も全国予選など、公式戦前からは勉強よりも部活を優先させます。とにかく、メリハリをつけて、その時その時に集中させる。集中させることが指導者の腕の見せ所のような気がします。

 

長男が所属していた野球部の監督は、以前都立高校を甲子園に出場させたことのある指導者です。1年生で入部した際の父母会で監督が言った言葉。

 

「とにかく、朝早くから夜遅くまで強豪私立並みの練習をします。子供のサポートをお願いします。勉強の方も心配だと思いますが、引退後の追い込みでGMARCHクラスであれば、十分間に合います」

 

そんなわけないだろうと、私は思っていましたが、耐性をつけた子供達は見事に予想を裏切ってくれました。

 

大人になるにつれて、耐性を鍛える機会はどんどん少なくなってきます。「若い時の苦労は買ってでもやりなさい」先人達はよくわかっていたということでしょうか。

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