オールブラックス敗退とエディ・ジョーンズ

目標

ラグビーワールドカップ準決勝、世界ランキング1位NZと2位イングランドの対戦は歴史に残る名勝負となりました。もし、最強のオールブラックスが負けるとしたら、エディ・ジョーンズ率いるイングランドだろうと予想していましたが、見事に的中してしまいました。

 

スコットランドが台風により試合が中止になった時は、法的手段をとると発表されましたが、その時のエディさんのコメントを聞いて、決勝までのプランニングが出来ていると感じました。スコットランドは自業自得、「責めるべきは自分たち」と発言し、日本開催が決まった時に、日本の気候、この期間に台風が来る可能性も想定していたとのことでした。

 

日本のことをよく知っている、エディ氏だから言えるのではと思われた人も多いかと思いますが、スポーツ史上最大のジャイアントキリングで南アフリカに勝利した試合、誰がレフリーをするのか、レフェリングの癖なども事前に研究していたと書籍で紹介されていました。それだけ周到な準備をしていたということです。

 

今回も組み合わせが決まってからの2年半、オールブラックスとの対戦に向けた戦略をたてて、準備してきたと語っています。エディ氏の書籍はビジネスの上でも大変役に立つ内容が多く、すべて読破していますが、準備と戦略は研修でもよく紹介してきました。

 

スポーツのように必ず勝ち負けがつくわけではないのが、ビジネスの世界です。スポーツの世界にWin Winの関係は成り立たないわけですが、ビジネスの世界ではよく使われたりします。

 

スポーツでは勝つためにどのように準備し、戦略をたてるかを考えます。ビジネスの世界も目標があり、その目標が各ライン(事業部)の目標に落とされ、個人の目標に落とされていきます。ライン部長はその目標を達成するために戦略を立て、各個人もその目標を達成するために日々努力するという流れです。

 

エディ氏の指導は各個人の性格まで細かく見て、指示をだし、モチベーションをあげているところが素晴らしいと思います。これが出来れば明確なゴールがみえ、スポーツでは勝利している姿をイメージすることができ、ビジネスでは目標を達成し、昇給・昇格といった自身のメリットも明確にイメージすることができるのではないでしょうか。

 

与えられた目標という受け身ではなく、ポジティブに捉えてこそ、達成するごとに自身が成長していることを実感することができます。日本代表のベスト8進出も4年前、エディジャパンが南アフリカに勝ったときから、具体的にイメージが出来たように思います。

 

オールブラックスが敗退した衝撃は大きいですが、日本代表に勝った南アフリカが、ウェールズを下し、決勝に進出しました。南アフリカが勝てば3度目、イングランドが勝てば2度目のワールドカップ優勝、とても楽しみなカードとなりました。

 

「一生に一度」ではなく、私が生きている間に、もう1回日本開催があるのではないかと思わせる盛り上がりに嬉しい限りです。

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