「やりたいこと」がない

目標

アクティブシニアトレーナーの仕事にプラスして、新たに50歳以上のサラリーマンを対象にサービスを展開しようと考えています。その関係で、50歳以上の方々向けに書かれた書籍をたくさん読んでいるのですが、「自己分析」しましょうという話が多く、おまけで「自己分析シート」をダウンロードできるといった仕掛けをしているものが多いなと感じています。

 

かくいう私も自己分析が大好きなので、こういった仕掛けで多くの人が買ってくれることも良くわかります。

 

これまで何度か、研修講師ネタ帳でも紹介しましたが、「死ぬまでにやりたい100のリスト」を作成しています。今年はラグビーワールドカップが日本で開催されたおかげでオールブラックスのLIVE観戦を達成することができました。しかもその相手が優勝した南アフリカ(スプリングボクス)だったので、まずこの先LIVE観戦しようと思ったらNZか南アに行かないと観戦することはできないカードであったと思います。

 

私が作成しているリストはどちらかというと仕事ではなく、それ以外のことを書いているのですが、今出版されている書籍のほとんどが、これからの長いセカンドキャリアに向けてどう働くか、どう稼ぐかといった視点のものが多いです。

 

セカンドキャリアは「本当に自分がやりたかったことをやりましょう」、「本当にやりたいことって何か」等々、これを見つけるために自己分析し、それをどうやってお金にかえていくか、このストーリーが大半です。

 

私自身、このようなストーリーが大好きなので、書籍や、研修、セミナーに結構な投資をしてきました。自己分析した結果、〇〇資格を取得しようと思い、投資し続けてきました。

 

結論から言うと、私が今保有している資格はその当時、目の前にある仕事に関連するもので、必要に駆られて勉強し、合格したものだけです。恥ずかしながら、上記のような「自己分析」ルートで勉強した資格はどれも不合格でした。

 

今、私が食べていけるのは、自己分析の結果ではなく、今まで、たくさんの経験(成功や失敗)の積み重ねであって、それはインプット(書籍・研修・セミナー)だけで手に入るものではないということです。

 

皆さんが社長の立場で、人を採用するとき、一番重視されることは何だと思いますか?

 

採用には入社後の教育含め、大きなコストがかかります。きっと、「あきらめず途中で辞めない人」を採用したいと思うはずです。

 

私自身、あきらめて途中で辞めたこともあったので、今思うと不義理をしたと後悔することも多々あります。しかし、こういうことも自分自身で経験しないとわからないことです。

 

「やりたいこと」がなければ、無理やり「やりたいこと」を見つけるのではなく、まずは目の前のことを真剣に一生懸命取り組んでみて、成功や失敗をすることが大切です。

 

その経験がなく、自己分析をしたところで、結局は今まで歩んできた道と何も変わらないのだろうと、私自身が気付いたので紹介しました。

コメント

  1. […] 先日の「やりたいことがない」の記事でも紹介しましたが、自己分析しましょう、自分の天職を知るために必要なのは、「これまでの自分を振り返る」「自分とは何かを知る」ことだ、 […]

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