お1人様と老後

介護

つい最近の出来事を紹介します。

 

タイトルの「お1人様」ですが、生涯未婚、離婚、死別等々、身寄りがいない方という意味で使っています。

 

東京在住の友人が、以前住んでいた大阪のマンションを賃貸で貸していました。10年ほど借りていただいて方が先日お亡くなりになったようです。

 

友人は、マンションの管理人室から電話があり、知ることとなりました。なぜ、管理人室から連絡があったのか?残された奥さまが認知症と思われる症状で、家を開けてもらえないということでした。

 

登録されている身寄りの方々に電話をしたが、つながったのは死亡したご主人の義理の姉で、自身も養老院に入所して動けない状態のようでした。

 

超高齢化社会であるということは報道などでもさかんに取り上げられているので、わかっているつもりでしたが、こんな身近で経験できるとは思わなかったと友人も話していました。

 

日本全国同じようなことが、これから先たくさん起こるのだろうと想像すると少し怖くなったりもします。今回は、ご自宅で病死されたので、医者ではなく、警察官にきてもらい死体検案書を書いてもらったようで、現場に立ち会った警察官から、行政の方に、奥様の状況が連携されていたようです。

 

この連携がされていたおかげで、すぐに行政の方が面談され、親族の確認と施設の紹介などを進めていくと連絡があったようです。

 

残された奥さまには、お嬢様もいましたので、自分が一人残されるということは思いもしなかったでしょう。聞くところによると、昨年お嬢様を亡くされ、立て続けにご主人を亡くしてしまったことによるショックも大きかったと思われます。

 

日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳と長いです。ただし、健康寿命は男性72.14歳、女性74.79歳になっています。男性で約9年、女性で約12年も健康でない状態でいる可能性が高いということを示しています。

 

痴呆症やガンが増えた原因の1つは、長生きとも言われています。加齢とともに、こればっかりは完全に予防することができません。であれば、そうなった時の対策は必要だと今回の話しを通して痛感しました。

 

大臣の失言など、政治家は何をやっているんだという世論も多いと思いますが、現場で働いている公務員の皆さんのおかげで、高齢者が救われていることを聞くと、頭が下がる思いでした。

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