菅原一秀氏と徳井義実氏の報道にみるコンプライアンスの甘さ

リスクマネジメント

チュートリアル徳井義実氏の申告漏れ、脱税の疑いの報道、菅原一秀経産相の辞表提出と、連日コンプライアンスに係る報道が後を絶ちません。

 

特に、菅原一秀氏の選挙区に居住しているので、数年前には息子達の少年野球チームの開会式や様々な場所でお目にかかることができ、好印象を持っておりました。コンプライアンスを常に意識し、注意できる取り巻きがいたら、このような事態にはならなかったのではないかと残念でなりません。

 

チュートリアル徳井氏も個人的には好きな芸人さんなので、本当に残念です。

 

研修講師の立場としてコンプライアンス研修を実施させていただくことはたくさんあります。コンプライアンス研修でいつも感じてしまうのは、多くの人が他人事であること。特に新人研修や管理職でない社員が対象になるとそれが鮮明に表れます。

 

万一、コンプライアンス違反がおこり、会社が大きな賠償をしなければいけなくなったとしても困るのは会社であり、社長をはじめとした幹部だという認識があるのかもわかりません。

 

今回のチュートリアル徳井氏と、菅原一秀氏の報道をみて本人にコンプライアンスの意識が薄かったのはいうまでもなく、擁護するつもりもありませんが、近くにいる人達の意識も非常に薄かったのではないかと感じました。

 

私としては、このような報道は研修講師ネタにできるので、二度とこのようなことが起きないようにといつも伝えています。しかし、残念ながらこのような報道はなくなることがありません。

 

私は、「名参謀育成塾」というテーマで研修を行っています。その中で「インボルブメントリーダーシップ」を紹介し、そのスキルを身に付けるための研修をしています。インボルブメントとは、「巻き込む」という意味で、周りをうまく巻込みながらリーダーシップを発揮するためのスキルです。

 

特に、名参謀(側近)と呼ばれる人がどれだけ優秀かでその会社の業績は大きく左右されます。昔であれば番頭さんと呼ばれた人達です。

 

名参謀と呼ばれる人たちのコンプライアンスに対する取組みは、私自身もまだまだ研究不足と感じているので、今回の報道をみて改めて、組織の中でコンプライアンスを浸透させる方法を研究し、研修の場で伝えていきたいと思います。

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