研修講師の学び方②

研修

具体的に、5本の指に入るにはどうしたらよいかをご紹介します。

研修講師をされている皆さんには、今までの実務経験に沿った内容で研修されている方が多いと思います。マネジメント経験がある方であれば、自身の経験も踏まえ具体的な話を展開できるため、聞く側にすれば理解しやすいと思います。

では、マネジメント経験が無い人は研修できないか?

決してそのようなことはありません。例えば、たまたま成績が上がったのでマネージャーに昇格し、何も学んでいない人よりも、マネージャー経験はないが、マネジメントについての知識を学び、豊富に持っているのであれば、後者の話を聞いた方がよっぽど勉強になると思います。

経験に勝るものはなしという言葉もありますが、経験だけに頼っていると自分自身の枠を広げていくことは出来ないですし、ましてや研修講師という仕事には向いていないと思います。

長くなりましたが、方法としては、まず自分自身の専門が決まれば、その専門について書かれた書籍を書店で手に取ってみましょう。そこで何をみるか、巻末または章末に参考文献が記載されているかどうかを確認します。参考文献が記載されていれば、その文献をさかのぼって読んでいくことで、1次資料にたどり着きます。1次資料とは、研究者や調査機関が生のデータを集め分析して得られたことがまとめられているものです。研修講師の中でも1次資料まで読まれている方はほとんどいないため、これをするだけでも10本の指には入れます。

ではあと5人をどう抜くか、あとは自身のオリジナリティを出すということです。ここで今までの経験が大きく活きてくるのです。たとえば、マネージャーの経験がある人であれば、いろいろな失敗例を持っています。あの時はこう指導したけれど、別の方法で指導したとしたら、どのような結果になっていただろうか?つまり、仮説を立てやすい。研修講師のメリットは、研修アンケートを取得できるということです。アンケートの中に調査したい項目を入れることで、仮説を検証することもできるのです。

もう皆さんお気づきだと思いますが、「仮説と検証」ができれば、論文が書けます。しかも自分自身が調査したものですから、専門を学びながら、オリジナリティも得られる、まさに一石二鳥の学び方となります。是非、参考にしてみてください。

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