不安を解消する方法ー不安に勝る努力をするのみ

時事

「もう奇跡とは言わせない」この実況は、この先ずっと語り継がれるでしょう。

 

大いに盛り上がるラグビーワールドカップ日本大会。われらが、日本代表チームは、強豪アイルランドを破り、前大会同様ジャイアントキリングをやってのけました。

 

スタンドオフの田村選手が試合後のインタビューで語っていたことがとても印象的でした。

 

試合前、ジェイミー・ジョセフ(ヘッドコーチ)が選手に向けて、誰も勝つとは思っていない、信じているのはどこよりもきつい練習をし、努力してきた私たちだけだと伝えられたようです。

 

前半、後半の計80分を通してのゲームプランは田村選手の言う通り、完璧だったと思います。

 

前回大会のヘッドコーチは、エディ・ジョーンズで現在はラグビーの母国イングランドのヘッドコーチとして参戦しています。

 

ヘッドコーチが変わり、戦術も変わり、選手達も変わりました。当初は順風満帆ではなく、不安だらけのスタートであったようです。ジェイミー・ジョセフ氏は、オールブラックスのメンバーでもあり、日本代表としてワールドカップで戦ったこともある選手でした。

 

ワールドカップ日本開催に向け、すべてはそこに照準を合わせてチームを作ってきた結果がアイルランド撃破につながりました。アイルランドは昨年、オールブラックスにも、南アフリカにも勝っているチームで、今回大会では優勝を狙っているチームです。

 

もちろんワールドカップ決勝までのゲームプランも綿密に立てて臨んでいたと思います。準備不足ではなく、少しの油断と完全アウェイの中での試合ということもあり、キックで得点を詰めてきた日本に対して、徐々に追い詰められていたように思います。

 

今回の試合を観戦して感じたことは、不安を感じている人(チーム)程、大きな伸びしろがあるのではないかということです。指導者の役割は、この不安を的確にとらえ、本番までに解消するための戦略を立てる、そして、その工程ごとにチェックしていく。

 

ジェイミー・ジョセフ氏は、キャプテンのリーチ・マイケルだけでなく、多くのリーダーを配置したと語っています。この戦略は、ビジネスの世界でも取り入れるべき内容だと思いました。

 

私が、提唱している、インボルブメントリーダーシップは、リーダーが周りを巻込み、組織を醸成していくことなので、まさに今の日本代表を見ていると組織力、団結力はオールブラックスにも匹敵するのではないかと感じます。

 

10月から消費税もあがり、日本国内では、老若男女将来に不安を抱えている人達がたくさんいらっしゃいます。将来の不安はお金だけではないと思います。将来の不安を明確にし、それに勝る努力をする。不安を明確にし、解消するための工程を示してあげる、そして不安を解消できるまで伴走する。このお手伝いをすることが私の使命ではないかと、改めて認識することができました。

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