自身の器を考えてみる

リーダーシップ

この人は器(うつわ)が広いなあとか、この人、普段偉そうにしているのに、実は器が小さかったなんて経験を、皆さんされてきていると思います。

 

研修では、「器」を「枠」だったり、「考え方」など様々言葉を置き換えて表現することもあるのですが、自身の器を理解しておくことはとても大切なことなので、紹介しておきます。

 

多くの人は、変化することを嫌がります。そもそも人間も動物ですから、普段と違うことが目の前で起きたりすると、防衛本能が働くように出来ています。なので、今年もできれば何も起こらず平穏な日々を暮らせるようにと初詣で神様にお祈りしたりするのではないでしょうか。

 

ビジネスの世界でも、多くの人がこの思考ですから、今まで経験してきたことをベースに、自身の器や枠などが決まっています。私はこれを、「安全領域」と呼んでいます。要するに、自身が既に経験している領域で仕事をすることで、大きな失敗もせず、安全に生活ができると思っている人がとてもたくさんいるのが現実です。

 

「器が小さい」=「安全領域が狭い」と考えてみましょう。昔から、「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉があります。まさにこの言葉の意味は、そうすることで、自身の器が大きくなるということを言っています。

 

30年前の世界を振り返ってみると、PCやスマホもなく、携帯電話ですらトランシーバーくらいに大きなもので、とても携帯できる代物ではありませんでした。情報は主にTVやラジオ、書籍といった非常に限られたものからでしか収集することが出来ず、経験がものを言った時代です。

 

自然と、年齢を重ねることで経験値も増え、40代ともなると、器が広い人が多かったように思います。

 

今や、世界中から誰でも情報が取れるようになりました。大変便利な世の中になったと感じると共に、挑戦する機会が失われているような気もしています。とにかくやってみるという行動が明らかに減っているように感じています。

 

「自身の器を大きくしたい」=「安全領域を広げたい」と思うのであれば、今まで経験していないことに挑戦するしか大きくする方法はありません。

 

しかし、経験したことがない事に挑戦するということは、失敗する可能性があります。皆、失敗することが嫌なので、事前に情報を集めます。しかし、星の数ほどある情報の中で、今まで経験したことがない事を調べているので、その情報が正しいのか、間違っているのかもわからない状況で調べています。そうやって、時間だけが過ぎ、1歩踏み出せない人が大半なのです。

 

新入社員研修の講師をしていると、20代の若者が将来に不安を感じ、積極的に貯金していることがわかります。必ず話しているのは、貯金するくらいなら、自己投資して使いきった方がよいと話しています。何かに挑戦するにはお金がかかります。勉強だけではなく、週末の休みに行ったことのない場所へ旅をするのも自己投資です。

 

この話を聞く度に、私含め、40代、50代の責任は重いなと感じてしまいます。20代からすると、あと20年、30年もするとこうなるのであれば、今からしっかり準備しておかなければならない、要は先輩を見て不安になっているということです。

 

では、40代、50代になるともう器を大きくしたり、安全領域を広げたりできないかというと、決してそのようなことはありません。ただし、自身の器の大きさをわかっていない人が多いのもこの年代の特徴かもわかりません。

 

パーソナルブランディグ研修、インボルブメントリーダーシップ研修では、このあたりの話しを具体的に深堀していますので、もし興味があれば一度お問い合わせください

 

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